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機種とプラットフォーム

「AMD や Mac ではだめなのか」への答えです。速さではなく、その環境で用途が成立するかで比べています(調査日:2026-09-01)。

用途ごとの可否

用途NVIDIA
CUDA
AMD
ROCm
Apple
Metal / MPS / MLX
Ollama / llama.cpp でチャット◎◎◎
70B〜120B級の巨大モデルを載せる△◎◎
vLLM で OpenAI API 互換サーバーを立てる◎○△
LoRA / QLoRA によるファインチューニング◎○○
論文と同時に出た GitHub コードをそのまま実行する◎△△
CUDA拡張(CUDAExtension / 自作カーネル / CUTLASS / NCCL)◎××
TensorRT / TensorRT-LLM◎××
画像生成の最新実装(Krea 2 / Anima 等)◎△△
動画生成の最新実装(MiniMax H3 等)◎△×
将来クラウドの H100 / B200 へ移行する◎△×
◎=素直に動く ○=動く(相応の手当てが要る) △=動くが実用外 ×=不可。

当社が扱う機種の適性

機種メモリ帯域チャットコード・エージェント画像生成動画生成RAG
RTX 5070 Ti(BTO完成品)16GB896 GB/s◎○◎△◎
RTX 5090(BTO完成品)32GB1,792 GB/s◎◎◎◎◎
DGX Spark(GB10)128GB273 GB/s○×○○◎
Mac Studio M5 Max(128GB)128GB614 GB/s◎○△×◎
Mac Studio M5 Ultra(256GB / 512GB)512GB1,200 GB/s◎○△×◎
◎=快適に使える ○=動く △=動くが条件付き ×=お受けしない。当社の構成判断であり、性能を保証するものではありません。 「載るか」は総パラメータとメモリ容量で、「速いか」はアクティブパラメータとメモリ帯域で決まります。

2026年に覆った通説

古い前提でご判断いただかないよう、一次情報で確認したものを載せています。

FlashAttention は CUDA 専用

FlashAttention 2 は AMD ROCm 向けに2系統のバックエンドを持つ。 Composable Kernel(CK)= MI200x/MI250x/MI300x/MI355x および RDNA 3/4、fp16・bf16。 Triton = CDNA(MI200/MI300)および RDNA、fp16・bf16・fp32 に加え causal mask・可変長・MQA/GQA・paged attention・FP8 まで対応。ROCm 6.0 以降。

確認日 2026-09-01・出典 https://github.com/Dao-AILab/flash-attention

QLoRA(bitsandbytes)は CUDA でしか動かない

bitsandbytes は NVIDIA・AMD・Intel XPU・Apple Silicon・Intel Gaudi を公式サポート。 AMD ROCm は「consumer RDNA と datacenter CDNA の両方で全機能サポート」と明記され、 gfx1151(Ryzen AI Max+)を含む PyPI ビルドが配布されている。

確認日 2026-09-01・出典 https://huggingface.co/docs/bitsandbytes/main/en/installation

vLLM を立てるには NVIDIA が要る

ROCm 版 vLLM の対象は Instinct(MI355X/MI350X/MI325X/MI300X/MI300A)に加え、 Radeon RX 9000/7000系・PRO W系、および Ryzen AI Max+ / Ryzen AI Max(gfx1151)まで含む。

確認日 2026-09-01・出典 https://rocm.docs.amd.com/projects/ai-ecosystem/en/latest/inference/vllm.html

ローカルLLMを動かせるのは実質 NVIDIA だけ

vLLM・FlashAttention・bitsandbytes・llama.cpp がいずれも ROCm に対応済み。 差が出るのは「動くかどうか」ではなく「最新の研究コードがそのまま動くかどうか」。

確認日 2026-09-01・出典 https://rocm.docs.amd.com/projects/ai-ecosystem/en/latest/inference/vllm.html
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